[음악] eie 으 아 ア 으 으 50
ええ、詰まったらライブみたいなものですかね。ええ、私が講義をカフェで、干支(간지)まで終えて、あれこれ공(空)まで揺らして…ええ、それで次の進度は、四柱八字(사주팔자)を実際にどうやって求めるのかというところに行くんですよ。実際、万年暦やアプリを入れればすぐ出るんですけど、それを正しくどう構成して、元々はどうやって求めていたのか、どうやって見つけ出すのか、そういった説明をしようとしてます。それから10神に入るわけですけど、ええ、私は… 陰陽五行を言及しながら、元々根っこの部分、つまりまだ運勢を習得していない人たちに一旦基本を与えて…
まあ、もちろん熱心な方々は「もっと上げてくれ」と言うかもしれませんけど、一旦ここで休憩して、
四柱命理において、とても重要な上位概念とか、そういう能力を私が説明しようとしてるわけです。さっき4千年とか3千年とか5千年と言いましたよね。歴史的にどうやって最初にできて、なぜこうなったかを知れば、
「これにはこのような歴史的背景があるんだな、
なるほど、ここにこういう歴史が潜んでいるんだな」と理解できて、
学習にも助けになります。
だから歴史的な説明をしようとしてます。
で、それを覚えておけば、あとで私の講義内容を整理するときに助けになると思います。
たとえば世界史を習う学生たちは、
メソポタミア文明がBC何千年、エジプトが何千年、といった話を学びますよね。
同様に、命理学の歴史もそういう感じで考えると分かりやすい。
中国では黄帝(황제)伝説がBC5000年ごろとか言われますけど、これは発掘や研究で変わる可能性があり、真偽はわからないけど、とにかく長い歴史がある。
中国は東北工程(동북공정)という、自国の歴史範囲を拡大して他国を取り込む政策もやってるし、歴史観が複雑ですが、ともかく昔から長い歴史があり、陰陽五行や易などはBC3000年とかそれ以前の先史時代まで遡れるかもしれない。
だから私がさっき「5千年」と言ったのは、中国周辺で、つまりアジアでとても古い歴史的背景があるんですよ、と言いたいわけです。
じゃあ、これがどうやって朝鮮半島や中国全域に伝わり、社会の中で育まれてきたか考えると面白いですよね。
だから歴史的な視点も学習に役立つんです。
そうやって黄帝とか神農とか伏羲(복희)とか、有名な伝説上の帝王たちの時代まで遡ると、当時は狩猟や採集をし、易の元になる卦(け)を亀の甲羅や棒で占ったりしたわけで、そこから陰陽五行の理論が発展し、
後に干支システムが生まれ、さらに四柱八字へと発展した。
実際には当時の細かい記録は少ないけど、易や陰陽五行は殷・周(은나라, 주나라)時代(BC1000年前後)にはもうあったと言われ、農耕の発達とともに季節や時間を把握する必要から、年・月・日・時を干支で表す四柱が必要になっていったんです。
それで、歴史を辿れば、
戦国時代や秦漢時代、唐・宋・元・明・清など、時代ごとに命理学が発展したり後退したりしたわけです。
で、現代まで続くわけですが、この歴史的流れを知れば、
なぜこの理論がこんな形をしているのか、なぜ後から十神や神殺がついたのかも分かってくる。
また、歴史的には名理学は中国だけじゃなく朝鮮半島や日本、台湾など東アジア全域に伝わり、各地で独自発展したんです。日本では安倍泰山(あべのたいざん)※などが理論をいじったりして、
けれど時代が変わり国情が変わると、安倍泰山流などは時代に合わず廃れたり、一方で台湾や韓国では別の展開をしたり…
こういう背景を知れば、名理学が単純な占いじゃなく、
歴史や文化とともに変化してきた学問だと分かるわけです。
だから私がこの歴史的話をするのは、
「名理学ってただの占いじゃない、歴史的・文化的背景があるんだ」と知ってほしいからなんです。
こうした理解があれば、名理学を学ぶ態度も変わってくる。
初めから不思議パワー満載の占いとか思わず、
歴史的・社会的要因で形成された理論と捉えれば、柔軟に実用的に学べるでしょ?
そして現代には現代の社会環境があるから、
昔の理論をそのまま使うのでなく、
現代に合うよう再解釈しながら使えばいいわけです。
そうすれば、名理学を占いや不思議理論ではなく、
歴史の流れから生まれた一つの人間理解のツールとして活用できるようになります。
ええ、そんなわけで今回も話が長くなりましたが、
こうやって歴史背景を知っておくと、後の学習や理解がずっと楽になるでしょう。
もし分からなければ繰り返し聞いて、何度も勉強してください。
分からなくても聞き続ければ、少しずつ意味が分かるようになります。
では今回はこれで終わります。
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