(音楽SE)
ええ、本日は10月29日ですね。私も朝からちょっと忙しくしていたんですけど、ようやく携帯電話に「本が届いた」という連絡が入りました。待望の本が手元に来ました。
(本を見せながら)
はい、これがその本です。ぱっと見もう少し薄くできたかもしれませんが、私はこの用紙が好きなんですよ。少し厚みがある紙で、読んでいて疲れにくいし、文字も印刷もしっかり見やすいかと思います。
で、先日から何度か言っていましたが、中にある「フィニッシュ(必殺技)」とか「ツール」と呼べるような表が載っています。たとえば「これを簡単に見れば一目でわかる」みたいな使い方ができるものですね。以前にも少しお話ししましたが、「私が使ってる表がとても便利だ」という声をたくさんいただきまして、そうしたものをまとめて掲載しています。
さて、上巻(1巻)ですね。十神(シップシン)の途中で解説が止まったままになっていたので、実は書籍が届く前に動画で補足しようとしたんですが、やはり本と合わせないと分かりづらいところが出てくるんですよ。
たとえば、書籍の「音陰陽(음양)」「天干地支の分析」「五行と季節」「甲子(干支)」などなど、このあたりが本編にぎっしり書いてありまして、ここを理解していないと、動画で進めても「うーん、分かったような分からないような…」となりがち。だから実際に手に取っていただければ、もう少しスムーズに理解できると思います。
書籍の中に「表」がいくつもあるんですね。たとえば「干支ごとの陽・陰の要素」「男性・女性でのプラス要素・マイナス要素」などの表がある。そういったものをちゃんと視覚的に整理しているので、それを見れば「なぜ男の人はこうで、女の人はこうなりやすいのか」とか、「この時期に暑すぎて(あるいは寒すぎて)しんどくなるのは、こういう仕組みなのか」というのが実感しやすい。
動画でも繰り返し言っていますが、男性は陽が強く、女性は陰が強いという基本があって、そこに季節や干支の火(火行)の強さとか、逆に水行や金行がどう影響するかが重なってくると、一気に「うわ、しんどい…」となる場合がある。特に女性が暑い時期につらくなるとか、男性が寒い時期にエネルギーが落ちるとか、そういうのが理屈として分かりやすくなるわけです。
いま私自身、月に1回、遠方の相談者の方のところへ行ったりしているんですが、ちょうど今日はその日で、朝から出かけて帰ってきて撮影しています。バタバタしているので、ちょっと筆圧が弱いです(笑)。署名するとき、力が入らなくて文字が乱れがちになっちゃうんですよ。それは申し訳ない。
実際に書籍を見てみると、十神の説明に入る前段で、すでに「干支と五行」とか「陰陽」のところにかなりページを割いてますから、その辺を読み込んでおくと「いま動画で言っているのはこういうことか!」となりやすい。
で、「十神」そのものの解説は、たとえば260ページあたりから本格的に入っていきます。いわゆる「比肩・劫財・食神・傷官・偏財・正財・偏官・正官・偏印・印綬」ですね。実は単純に「自分を生むか、克すか…」という五行の相生相剋の理屈だけじゃなくて、もっと幅広い意味を持っているんだということを、本では表と一緒に解説しています。たとえば「この10種類は、仕事ならこういう方面、学問ならこういう方向」とか。
中には「私は甲木で、偏財だから財運がこうなるって聞いたけど…甲木の財って、そもそもどんなイメージなの?」とか。「乙木の財ならちょっと違うの?」とか、そういう疑問がわくかもしれません。でも、そういう違いもしっかり書籍では表にまとめているので、実例と合わせて読むと分かりやすいと思います。
また、「この表を見ると、どうも私は金(五行の金)がキーワードになりそうだから、金に関係する仕事かもしれないな…」みたいなヒントも得られるわけです。たとえば「不動産やってもいいのか、それとも金融系がいいのか」とか。
もちろん、現代社会では職業がものすごく多様化しているので、「金だから金融」「水だから運送業」とか、そんな単純な割り切り方はできない部分もあるんですけど、それでもある程度の方向性をつかむ助けにはなると思います。
そうやって読み進めていくと、「ああ、私はこういう資質が強いから、今までこの仕事が向いていたんだな」とか「だからあの人は、こんなビジネスやって成功してるのか」みたいに納得しやすくなります。
書籍との併用
で、今回本が届いたので、これから動画の内容は本の内容とリンクさせて進めようと思います。手元に本があると、先ほど言った表とか図があって、理解が深まりやすいんですよね。
ただ、撮影環境やら時間やら、いろいろ制約があって、動画を一気にたくさん撮るのが難しい状況です。カメラもね、子どもたちが手伝ってくれると言っても、なかなか合うタイミングが少なくて。まあ方法はいくつか試していますが、今後も少し手探りになるかもしれません。
ともあれ、本を購入された方はぜひ、まずはざっと通して読んでみてください。最初は「あれ、これはどういう意味?」とか、ピンとこない箇所もあるかもしれませんが、動画と合わせると「ああ、こういうことか!」とつながる瞬間が出てくると思います。
書籍の上巻(1巻)では、四柱の基礎知識から始まって、十神の入り口あたりまで書いてあって、さらにその先の「占い方の事例」とか「実際の解釈例」にも触れています。私としては「専門用語が分かりにくい」と言われるかもしれないと思って、なるべく表や図を入れてみたんです。
一部の方から「上巻だけだと物足りない」とか「下巻はいつ出るの?」みたいな話もあるんですが、そこは順次予定していますので、ご安心ください。とりあえず上巻だけでも、かなりの情報量が詰まっていますし、これをちゃんと読み込むだけでも相当な理解が得られるはずです。
最後に繰り返しになりますが、書籍と併用して動画を観ていただけると、より分かりやすいと思います。動画だとどうしても言葉だけになりがちですが、本では図解・表解が使えますし、あとは自分のペースで何度も行ったり来たり読み直しもできますから。
今回の動画はこのへんで終わりますが、次回からは本格的に十神の続きを進めたいと思います。はい、ではまたお会いしましょう。
(音楽SE)
では、ここで失礼いたします。(音楽)
コメント