ええ、今「十七(シプチル)」あたりを話しているんですけど、十七まで来ましたか。いや、正財まで埋め込んだし、うん、正財の話もあって。昨日、いわゆる四柱の話をきちんとするんだと本を紹介しながら話していて、ちゃんと韓国語の講義でこうやって説明するのは初めてなんですよ。
それでどういうことかというと、私のお客さんに「社会でどう絡むか」と聞いてくる方がけっこういるんですよ。ゲーム業界の方やコンサルを何十年もしてきた会長さんみたいな方もいらっしゃって。あと、会長さんクラスとかそういう方々も、「ああ、そういえばこの名理(命理=四柱)とかよく聞くけど、どう扱えばいいか分からない」とかそんな感じだそうです。
で、今日の朝も別の方に会ったんですけど、その方が昨日の動画を見てくださったらしく、「でも、ホワイトボードか何かに書いてくれれば分かりやすいのに、説明を追うのがちょっと大変でした」というふうに言われました。
以前はこういう理論を話すとき、たいてい仲間うちでちょこちょこ話すくらいだったんだけど、そもそも「これって何?」と誰かに聞かれても、彼ら自身が「さあ、知らん」となることが多くて、しゃべりようがなかったらしいんですね。
で、「やっと少し学んだから自分も言葉にしたい」と思ったけど、どうも上手く言えなかった、と。「昨日の動画を見て、また改めて整理してほしい」と頼まれたんです。
まあ、すでに四柱とか十七(シプチル)とか言いながら解説しているんですが、実は“書籍の説明”というのは昨日やろうと思ったことを今やっていて、韓国でちゃんと講義するのは初めてなので、いろいろ試行錯誤があるんですね。
それでお客さん曰く「社会への応用」とか「ゲーム業界ならどうなるか」「コンサルを長くやってきた会長はこういうふうに見ればいいのか」とかを気にしていると。そういう方が案外多いんですよね。
今日の朝会った方が「昨日の映像とかも見ながらメモを取ってみたんだけど、文字情報があまりに少ないから、実際はよく分からなくて…」となったので、「やっぱり書籍を読んだほうがいいですよ。あの本を読めばある程度言葉が出てきて、話についていけるようになるんです」と私は言ったんです。
言葉で説明するとどうしても、「甲木(カプモク)は木です、乙木(ウルモク)は柔らかい木です」みたいな、小学校レベル? いや、幼稚園レベルかもしれないけど、そういう単純化だけで済ませがちな人がいるじゃないですか。でも、それだけじゃ不十分ですよ、ということなんですね。
なので、甲は大樹だとか、乙は花だとか、「丙(ピョン)は太陽で丁(チョン)はろうそく」といった単純表現を、「はい太陽です、はいろうそくです」と決めつけるのは、幼稚園レベルの教え方だと私は思います。そんなものを盲信している人がまだ多くて、しかも大人の社会でも「それでいい」とされているのを見かけると、本当に困ったものだなあと感じるわけです。
ええ、そういう話を昨日もしようと思ったんだけど、バタバタして全部はできなかった。それで、やっと今「正財」までの話をやってきましたよ、という感じです。
(中略:会話や余談のイメージ)
それで、また今日別の会長さんに会って、こんな質問を受けたわけです。「そもそも五行や干支(かんし)って何なんですか。あと甲・乙・丙・丁とかがなぜ木・火・土・金・水なんですか?」とか「丙(太陽)がどうしてそんなに強烈なイメージなのか」とか、初心者に毛が生えた程度だと上手く説明できない、と。
そこで私が「ああ、じゃあ本を読んでください」「本にいろいろ書いてあるし、この前の動画でも言ったんだけど、もうちょっと詳しく説明しますよ」と言ったら、「でもあの動画だけじゃ言葉が足りなくて、もっと知りたい」となったんですね。
だから改めて言うと、干支(かんし)というのは、本来“地球の公転と自転”、それと“太陽光の角度、エネルギーの伝わり方”といったものを観測しながら、人間や万物にどう作用するかを表しているんです。こういう土台を知らないと「甲は大木、乙は柔らかい木……」みたいな浅いイメージで止まることになる、と。
しかも「丙は太陽で丁はろうそくの火」とか、あまりに単純ですよね。太陽光といったってエネルギーの角度があって、地球との位置関係で季節も変わる。昼夜もあるし、南北もある。そういう“位置エネルギー”のやりとりこそが干支における本質なのに、それを語らずに「はい丙は太陽、丁はろうそく」と決めつけるから幼稚園レベルだと言うわけです。
で、そういう「実際の自然観測によって干支が生まれた」流れを知っていれば、「ああ、そりゃ乙木は単なる花とか芽だけでなく、角度とか太陽光の入り方によって強くなったり弱くなったりするんだ」と応用できるはずだし、「丙を単に太陽と呼ぶだけじゃなく、日射量や角度を踏まえたエネルギーなんだな」とか、実感を持って語れるようになる。
そういう説明がどうにも世に足りない。だから私が初めて韓国語で本気で講義しようとしているのが、昨日・今日のこの映像なんです。
(さらに中略:会話や余談のイメージ)
それで最後に、「そもそも地球上で太陽光がどんなふうに差し込んで、どう季節変化が起こるか」を理解していれば干支の感覚は自然に分かるんだよ、と結論づけたいわけです。これを知らないまま「木はこう、火はこう、金はこう」なんて言っても、なんだか薄っぺらい教えになってしまう。
私としては、こういう“根っこ”をみんなに知ってほしくて、この動画をアップしている、という感じですね。いずれにせよ、まだこれは“幼稚園~小学校レベル”くらいの説明。ほんとはもっと細かく観察を積み重ねると、四柱とか十干十二支がさらに深く見えてくるんですけど、まあ今日はこれくらいにしておきましょう。
ええ、そんな感じで、「うちのお客さんや会長さん方が、自分もこういうのを説明できたらいいのに、まだ慣れなくて」と言っていたので、ちょっと補足しながらしゃべってみました。今回はとりあえずここまでにします。
はい、終わります。
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