今回は天干と地支の関係性についてです。22干支ですね。
四柱推命を勉強していると木は木、火は火、土は土、金は金属、水は水と例を挙げますね。他にも木は木や花に例えたり、火は太陽やろうそくに例えたり、土は大地や山脈、金は鉄や宝石、水は海や湖など様々な例えがありますよね。ただ注意したいのは分かりやすくしただけなので、実際には全く意味合いが違う可能性があります。
暮らしの中でイメージしやすいように古代の人が比喩表現を使っているんですよね。ただこのイメージに頼っているのも問題。実際の読み解き方は全然違いますので。
天干の説明
まず天干は甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の10文字を指します。そして、これが大事な事なのですが・・・天干は「人間の考え、頭の中、思想」と読み解きます。天干は主にその人の精神的な面を表しているのです。つまり、心の様子です。例えば・・・夢、理想、策略、心などとも表現できるでしょう。天干の五行にも陰陽があり、甲、丙、戊、庚、壬は陽に所属し、乙、丁、己、辛、癸は陰に所属します。
天干とは、四柱推命の命式で八文字の配列があると思いますが、その時に上に置かれている文字のことです。それぞれ、天干の作用ですが、20代以前は年干が考え方を支配して、40代までは月干が考え方を支配して、60代以降は時干が考え方を支配して、40代以降と人生全般は日干が考え方を支配します。
どんな考えのもとに人生を過ごしていくか、各天干の文字を五行を見るだけでも分かります。
地支の説明
地支は、四柱推命の命式の配列で下に置かれる文字のことです。天干は考え方でしたが、主にその人の現実的な面や、自然な姿、行動、コンディションを表します。
天干の考え方に支配されるものの、実際に現実を作り出すのは地支の働きです。これも天干と同じで20代以前は年支が現実と行動やコンディションを支配して、40代までは月支が現実と行動やコンディションを支配、60代以降は時支が現実と行動を支配します。40代以降と人生全般は日支が人生を支配します。
まとめ
あなたの天干と地支は何ですか?ぜひ調べてみてください。自分の命式を見るとこの五行はどんな働きがあるんだろうときっと楽しく、四柱推命の虜になっていくはずです。
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