38正管について詳しく

(音楽SE)

「正官=まっとうな人柄」は本当か? 実はそうではないケースも

今回のテーマは、いわゆる「正官(정관)」が強い人について。よく「正官を持つと公務員や正しい人」というイメージが語られますが、現実社会を見てみると「正官を持っているからといって、必ずしも清廉潔白な人ばかりではないのでは?」という話を掘り下げます。


よく言われる「正官が強い人は常に正しく生きる」?

従来の四柱推命などでは、「正官がある人は公務員や教師など、正しい道を好む」とされがち。しかし実際はどうでしょうか。

  • 正官は「他人の心を読み取り、組織に合わせるのが上手い」という面があります。
  • 見た目や服装もきちんとして「乱れを嫌う」のは確かですが、その正しさは“倫理や人道にもとづく”とは限らず、“上の意向に合わせる”という意味合いが強い場合も。

韓国の国会議員や官僚(特に与党の政治家)を例にすれば、必ずしも“市民のため”というより「上の意向に忠実、権力に合わせる」という働き方をしている人も多いように見えます。つまり、

「公務員や国会議員が正官=まっとうな人とは限らない」
という現実があるわけです。


組織の上司(権力者)に合わせるのが正官の特性

  • 正官は「上司のニーズや権力者の意思を読み、動く」のが得意。
  • だからこそ会社や役所の中では組織に順応しやすく、上の命令に従って出世もしやすい。
  • しかしそれが「人道的・正義的に正しい」かどうかとは別問題。
  • 実際、韓国ではかつてMB(李明博)政権や朴槿恵政権下で、公務員たちがかなり怪しい事柄に加担しつつも上司に逆らわず働いていた例もある。正官的に「上司の気持ちを読み取り従う」行動だけが優先された結果とも言える。

正官だからこそ、権力者がいい人なら良い働きをするが、悪い権力者だと…

正官というのは「他人の顔色を読んで合わせる」性質なため、

  • 誠実なリーダーや倫理的な上司がいれば正しい行動で社会に貢献するが、
  • 欺瞞や腐敗を平気で行うリーダーがいれば、その方針に合わせて悪事を幇助するケースも。

つまり、正官のあり方は「リーダー次第で大きく変わる」という面がある、ということです。


現代社会における正官の“組織順応力”と競争

一方で、現代社会は常に変化と競争が激しい。

  • 正官は、組織内で出世する競争に強く、リーダーに忠実という点で評価されがち。
  • ただし「自分の上司は正しいことをしているのか?」という良心や倫理とはあまり関係なく動くことが多い。
  • そのため、国民や下の立場の人々から見れば「官僚的で融通がきかず、上にはペコペコ、下には厳しい」という“人間味のない”イメージを持たれがちである、とも言えます。

政治家や国会議員の例:「清廉そうで実はそうでもない」

  • 国会議員が全員「正官」かといえばそうとは限りませんが、上に媚びることや権力を維持することに巧みな人には、やはり正官を強く使う場合が多い。
  • そうした人たちの中には「平気で市民を裏切り、権力に寄り添う」「腐敗しても自分は責任を取らない」など、人間としてはどうなのか…と思えるケースがしばしば見られるわけです。

“正官”という星が示すのは「秩序や型への順応性」であって、倫理ではない

つまり、四柱推命でいう「正官」は、“人道的・正義的・倫理的”というよりも「社会の秩序やルールに合わせる力、上司や権力者に合わせる適応力」を象徴していると考えられます。
それをいい方向に発揮すれば“正しく強いリーダーシップ”になりえるが、悪用されれば“権力に服従して腐敗に加担する”ほうにもなり得る。
言い換えると、正官という星そのものは「まっとうさ」ではなく「順応し、統制する」機能にすぎないのです。


だからこそ、正官を活かす・抑制するのは“本人の人間性”や周囲の状況次第

  • 正官が強いからこそ、真面目に公務員として社会貢献する人もいれば、
  • 同じ正官を使って権力に媚び、市民を踏みにじる人もいる。

このように「星をどう使うか」は本人や環境が大きく左右するわけです。


まとめ:正官を「良い星」と思い込みすぎないこと

  • 正官は確かに“まっとうな”イメージを持たれがちだが、それは“権力秩序に従う”という意味に近い。
  • 実際の正官の在り方は、「秩序・組織・権力者の意向に合わせる力」であり、そこには善悪の概念は含まれない。
  • そのため、時に“腐敗した権力”に加担する立場にも回り得るし、反対に“正しい改革”を行う側にも回れる。
  • 要は“正官だから公正”とは限らない、ということ。「公務員や政治家に向くが、行動が必ずしも倫理的とは限らない」という見方をしておくと、現実の社会の動きがよく説明できるだろう。

(音楽SE終)

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