宮崎県にうかぶ小さな島”青島”に鎮座する青島神社。
島全体が境内となっており、海に囲まれ、木々が生い茂り自然豊かな環境にあります。
当記事では、青島神社の詳細情報について解説していきます。
- 住所・開門時間・公式WEBサイト・アクセス方法
- 歴史や由緒
- ご利益や主祭神
- ぜひ参拝してほしい方
これから宮崎県青島へ観光にいったり、なんとなく青島神社が気になっている方はぜひご覧ください♪
青島神社の開門時間・住所・公式WEBサイト・アクセス方法などの詳細情報をチェック!
青島神社は、宮崎県宮崎市の青島に鎮座する神社です。
最寄駅はJR青島駅で、自動車で2分・徒歩で14分ほどで到着する好立地にあります。
青島駅から見て北東方面にある弥生橋を渡り、青島へ行きます。
青島内および青島に向かう弥生橋では歩行者優先で自動車が通行できないため、自動車は青島駅西口もしくは東口の駐車場に駐車しておきましょう。
青島の参道前に1つ駐車場がありますが、ここだけ1回500円の駐車料金が発生します。
青島駅からは、青島神社のほか青島海水浴場や植物園の宮交ボタニックガーデンなどがあり、観光も楽しめる地域です。
神社名称と読み方 | 青島神社(あおしまじんじゃ) |
開門時間 | 6:00~日没頃まで※季節によって閉門時間が異なるので要注意。また、開門時間も状況や天候などにより変更になる可能性があるので、参拝前に公式WEBサイトなどで確認してください。 |
住所 | 宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号 |
公式WEBサイト | こちら |
気になる青島神社のご利益
青島神社には、彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)・塩筒大神(しおつちのおぢ)などが祀られています。
そのため、下記のようなご利益があると言い伝えられています。
彦火火出見命(ひこほほでみのみこと) | 開運厄除け、商売繁盛、畜産守護、心願成就、子宝運上昇、縁結び、農業守護、漁業守護など |
豊玉姫命(とよたまひめのみこと) | 縁結び、子宝運上昇、子授け、航海安全、畜産・農業守護など |
塩筒大神(しおつちのかみ) | 開運招福、家内安全、漁業・農業守護、延命長寿、安産守護など |
つまり、青島神社は農業・漁業などの守護・発展、開運招福、心願成就、安産守護や子授けなどの子宝運上昇、縁結びなどの恋愛運・仕事運・人間関係運上昇があります。
また、彦火火出見命によって「開運厄除け」のご利益もあるため、悪い縁を切って良い縁を結べることも。
青島神社は、ひとつの運気だけでなく総合的に運気上昇が見込める神社ともいえるでしょう。
どうやってできた?青島神社の歴史や由緒
青島神社は、平安時代頃に創建されました。
彦火火出見命が旅路に出た後、青島に帰還した後だと言い伝えられています。
室町時代以降になると、当時青島地域を統括していた藩主(伊東家)が境内を守護・保全していました。
明治時代以降になると、境内・社殿だけではなく植物も大切に管理していました。
多くの人が支えてきた神社であり、お互いに支えあうことの大切さから個人の願いを叶えてくれるだけの神社ではなく、日本国をお守りする場所になったのだとか。
あらゆるご縁を結び、そしてご縁があって現在の青島および境内を維持できていることから、特に縁結びにはご利益が期待できる神社です。
青島神社のおすすめスポット
当項目では、これから青島神社へ参拝される方向けに境内および近隣のおすすめスポットをご紹介します!
青島内は徒歩で移動できる距離におすすめスポットが点在しているため、お時間があれば立ち寄ってみてください。
①3つの境内神社
青島神社には、3つの境内神社が鎮座しています。
- 海積神社(わだづみじんじゃ)…豊玉彦命(とよたまひこのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)をお祀りしている。
- 石神社(いそじんじゃ)…彦火火出見命と木花咲屋姫命(このはなさくやひめのみこと)と磐長姫命(いわながひめのみこと)をお祀りしている。
- 御祖神社(おみやじんじゃ)…氏子霊や戦病死者の霊をお祀りしている。
豊玉彦命は海を守る神様で、少彦名命はあらゆるご縁を結んでくださる神様です。
また、木花咲屋姫命は彦火火出見命の母親で、磐長姫命は木花咲屋姫命の姉妹です。
やはり、青島神社には家族のつながりとか、漁業・農業を守護・進展、さらに新しいご縁を結んでくださるお力があることがわかります。
境内は周囲1,000m以内にあるので、3社とも十分に歩いていける距離です。
そのため、体力に自信がなくても安心して参拝できますよ!
晴天の日に行くと、日差しの照り方によって島内が輝いて見えることも。
ぜひ空も見上げてみてください。
⓶波上岩には浜辺で見つけた貝をお供え
青島神社では、島内の浜辺で見つけたタカラガイをお供えすると願いが叶うといわれています。
古くには願いをかなえてくれるタカラガイ=真砂とよばれていたのだとか。
青島に渡った際は、ぜひ貝を探してみましょう!
⓷産霊紙縒(むすひこより)であらゆるご縁を結ぶ
産霊紙縒はカラフルな糸を指していて、それらを結ぶことであらゆるご縁を結んでくださるご利益があります。
ご縁というと恋愛や人間関係などを思い浮かべがちですが、仕事運や新しい心境、運命なども引き寄せてくれます。
授与所にて好きな色の産霊紙縒を選び、産霊紙縒スポットで結んでほしいご縁を願いながらゆわいてみてください。
過去に結ばれた産霊紙縒を見ると神秘的な気持ちになれちゃうかも!?
④皿を投げて開運厄除けできる”天の平瓮投げ”
青島神社には、お皿を投げて厄払い&開運招福ができる天の平瓮投げスポットがあります。
なんと神武天皇が「お皿を割ることで悪いものを追い払い、良いものを引き寄せる(簡単に要約済)」などとおっしゃっていたと日本書紀に記されているんです!
こりゃもう割って割って割りまくるしかないですよ〜。
日常生活でためた不満・イライラ・悲しみなどをお皿を投げて割って、きれいサッパリ忘れちゃいましょう。
終わった後には気持ちもスッキリ、良いご縁・運気がやってきます
⑤波が引けば磯遊びも!鬼の洗濯板
青島ではずせないのが”鬼の洗濯板”です。
文字だけ見ると「鬼がいるの!?」とちょっと怖くなってしまいますが鬼はいません。
青島は、干潮になるとうねうねした形をした岩が現れ、まるで洗濯板のようにみえることから「鬼の洗濯板」と呼ばれるようになりました。
これは波上岩と呼ばれ、700万年くらい前に出現したやわらかい岩が長い年月をかけて波にもまれることでできた奇跡の岩なのだとか。
鬼の洗濯岩が出現している時間帯は、季節によって潮干狩りもできます。
大人も子供も楽しめるスポットです。
青島神社をおすすめしたい人の特徴
「青島神社に行くか悩んでる」
「気になるけどネットで見るだけでいいかな?」
このように感じている方は、ぜひ下記リストをチェックしてください!
青島神社に行ってほしい方やぜひ行くべきである方をご紹介します。
- 青島駅に行く用事や観光する予定がある
- 青島神社をテレビ・雑誌・WEBで見て惹かれた
- 縁結びを希望している(恋人・結婚相手・仕事などなんでも〇)
- 農業・漁業などを営んでいて守護・発展を望んでいる
- 森林など自然あふれる場所が好き
- 海の音を聞きながら歩いたり、眺めたりするのが好き
また、さきほどもご紹介しましたが青島神社にはお皿を投げて悪い運気を追い払う「天の平瓮投げ」があります。
そのため、青島神社は「イライラした気持ちが抜けない」という方にもおすすめ♪
海・森・そして美しい社殿を見てストレス発散にもなるのが青島神社といえるでしょう。
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