誰もが人生の中で一度は「あの時こうしておけばよかった」「あの時もう一つの選択肢を選んでいたら…」と後悔することがあると思います。もしも過去に戻れる方法があるのならその時に戻ってやり直したいと思いますよね?「タイムリープ」と言う言葉をご存知でしょうか?実は過去に戻れる方法が存在するのです。今回は過去に戻れる方法や注意点についてお伝えしていきます。
1.過去には本当に戻れるのか?
現在を生きている私たちにとっては過去があるから今があると言うように、たとえ後悔していることであったとしても過去はとても大切です。しかし、あの時こうしていれば今が変わっていたかもしれないと思うことがあると思います。そんな時軸を超えることや過去に戻ることなんて無理と思うかもしれません。しかし時間軸を利用して瞬時に移動できてしまうのがタイムリープです。身近な例で言えば時間の過ぎる感覚が驚くほど速く感じたりすることも時間を瞬時に移動して起こっている現象といいます。現実的に考えると理解しにくいかもしれませんが、一瞬で全く違う世界へと飛ぶことができるのです。
2.タイムリープとは?
先ほどお伝えしたように生きている世界のみを行き来できるのがタイムリープです。「時間飛躍」と言う意味を持つものなので時間軸を瞬時に移動させる事を「タイムリープ」といいます。そのためこのタイムリープを使うと過去に移動することが叶えられると言うわけです。今現在生きている地点と自分が行きたいと感じている地点を瞬間的につなぐことができるのです。
3.過去に戻る方法
次は実際にタイムリープで過去に戻る方法についてお伝えしていきます。今ある意識を持ったまま過去に戻りやり直したいことを叶えることができます。
3-1.過去の情景を思い起こす
最初に戻りたいと思う過去の情景を思い起こしていきます。これはまるでその時その場所にいるかのように鮮明に思い出すところがポイントです。自分でも現代にいるのかその時の状況に戻っているのかわからないと思う位リアルに思い描くことで、その時の状況に行くことができます。タイムリープはどのタイミングで起こるのか見当がつかないので、変えたい過去がある時やタイムリープを望んでいるときはできるだけ早くすぐにでも始めていくのがポイントです。
3-2.その時の感情を思い起こす
過去の状況を思い起こし、その時の情景をリアルに思い描いたら、その時の自分がどんな気持ちを抱いているのかを思い描きます。あの時こちらの選択をしていたら未来はこうなっていたかもしれない、あの時こっちを選んでしまったけれども本当はこっちの方が良かったと言うことを思い起こし悲しい気持ち、嬉しい気持ち、幸せな気持ち、などその時に自分がどんな感情だったかと言うことを鮮明に思い浮かべ情景と感情をリンクさせていきます。
3-3.毎日就寝前に行う
この過去に戻りたい情景を思い出し、その時の感情を思い起こしてていくことで、潜在意識の中で自分の中に刷り込まれていきタイムリープすることができます。就寝前は無意識に1番近い状態となるので、いろいろなことを考えてしまいますが、意識的に無意識の状態を作り出すことで記憶や今の意識を失うことがなく過去に戻ることが可能です。
3-4.戻りたい記憶が曖昧な場合は?
先ほどタイムリープをしたいときには戻りたい状況をリアルに思い浮かべるとお伝えしましたが、その時の記憶が曖昧であまり覚えてない場合もあります。するとリアルな情景を想い描くことやその時の感情を思い出すことが困難になってしまいます。きちんと覚えていないけれどもその時に戻りたいと思っている人は、思い出せる範囲で大丈夫です。過去に戻りたいと言う気持ちを強く持つ原因となった記憶をイメージし曖昧な記憶のところは無理に思い出せないようにしておきます。強くイメージすることで過去の記憶が整理されタイムリープが可能になります。
4.タイムリープの注意点
タイムリープは後悔している過去を塗り替えると言うだけでなく注意点もあります。次はタイムリープするときの注意点や、覚えておいてほしい点についてお伝えしていきます。
4-1.新しい出会いを失うことになる
タイムリープをすることで新しい出会いを失うというデメリットがあります。それは自分の人生の中で一度戻ってしまった過去を塗り換えて後悔している部分をリセットすることになります。それは今現在の自分が後悔しているところを修正すると言うことなので、その後訪れる新しい出会いや自分がした様々な経験、新しい物事への挑戦がなくなることを意味しています。過去に戻りやり直したいことを叶えることができても、自分の意識がそこに囚われているだけで自分が出会えてよかったことやして良かった経験を失うことになるかもしれません。
4-2.過去に戻っても現在につながる
時間軸を超えるタイムリープですが、過去に戻ることが叶ってもどんな過去であろうと全て今現在につながります。どんな状況であっても、現在の状況を大きく変える事は不可能です。後悔していることがあってあの時やり直せたら今が変わるかもしれないと思い、タイムリープを望んでいる人が多くいます。しかしその時の選択を過去に戻して行ったとしても、結局は今現在につながることになるのです。そして状況が多少変えられたとしても、自分自身を変えることができないので、また違うことで後悔をしたり過去を変えたいと言うことが起きてくるのです。
4-3.自分の人生を生きることができなくなる
タイムリープをし過去に戻りたい人は、今の現状に不満がある人が多く、それは過去に選択したことが間違いだったのではないか、と思いその時の状況を修正し選択を変えることで今の不満のある自分も変わるのではないかと思っている人が多いからです。今の自分の意識や記憶がある状態ではその時の過去の自分に問題点があるように思うかもしれません。しかし、その時の後悔している事柄を一時的に修正したとしても、その後起こる事は自分でも何となく予想がついているため、一度経験したことをもう一度繰り返すことになります。過去を変えることで今現在の自分自身を変えることができると思うかもしれませんが、結果的にそうでは無いのです。タイムリープをすることで自分の人生を塗り替えると言うようなイメージがある人が多いですが、実際にはそういうわけではないので覚えておきましょう。
5.タイムリープは誰にでも可能
時間軸を超える「タイムリープ」と言うと何か特別な事のように感じますが、最初にお伝えしたように時間の感覚がいつもと違ったり記憶が曖昧になってしまったりと言うことが誰にでも起こります。と言う事はタイムリープは特別なことではなく普段の生活の中で突然怒ったり夢の中で戻ってくる場合もあります。時間軸を超えると言う事は特別なことではなく誰にでも起こることなのです。
6.まとめ
今回は過去に戻る方法についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?誰もが戻りたい過去の1つや2つあると思いますが、それも含めて自分の人生なのでやり直したいことがあると言うことを持って今後の人生を歩んでいくことも楽しみの1つではないでしょうか?今の人生には今の人生の楽しさや経験が溢れています。タイムリープができるということを知っているだけでも人生の楽しみ方が変わってきそうですね!
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