塩というと身を清めたり邪気を払うイメージがありますよね。目に見えない悪い気を払拭する役目があると言われています。例えばお葬式に行くと塩をもらうように悪い気から守ってくれる効果があります。特に何か悪いことがなくても、なんとなく身体がだるかったり重い時には「塩風呂」がおすすめです。今回は塩風呂の効果やおすすめの入り方などをご紹介していきますね。
塩風呂とは?
塩風呂とは簡単に一言で言うと塩を入れたお風呂のことです。塩風呂に入ることで、美肌効果や代謝アップ、邪気を払うことができるのでとてもおすすめです。湯船にお湯張って塩を入れるだけというとてもシンプルな方法ですが、その効果は絶大で繰り返し行うことで体質改善などの効果も期待できます。
邪気が及ぼす不調とは?
塩風呂は邪気を払うという効果が期待できるため、身体の疲れや美容効果はもちろんですが「気」にも良いとされています。最初にその「邪気」について説明していきますね。
邪気とは?
まず邪気とは簡単に言うとマイナスのエネルギーのことです。言い変えると「負のオーラ」や「負の空気」とも言えます。言葉では表しにくいけど何となく悪い気に覆われている場所やネガティブなエネルギーに満ちている場所に行くとその念を持って帰ってしまうことがあります。身体や心、運にまで悪影響があるので、邪気に触れてしまった時やマイナスのエネルギーの影響を受けていると感じる時は塩風呂で身を清めるのがおすすめです。
邪気による不調は?
邪気は目に見えるものではありません。何となく感じる空気です。しかし体調に影響する人は邪気に触れることで体調を崩してしまうことがあります。特に何かあった訳でもないのに、何となく身体が重い、肩凝がひどい、だるさが続く、思考がいつもよりもネガティブになってしまう、など身体だけでなく心も不調で、明らかにいつもの自分ではないと感じる時は邪気の影響を受けている可能性があります。
邪気を払うには?
邪気を払うのに有効なのが「塩」です。本来であれば盛り塩をしたり、塩を使ったマッサージなどが有効ですが、素人には難しく効果的な方法が続かないこともあります。その時に手軽にできる「塩風呂」はとても効果的です。
塩風呂の効果
塩には邪気払いとしての効果がありますが、あらゆる面で効果が期待できます。次に塩風呂にはどんな効果があるのかをお伝えしていきます。
邪気払いや浄化
1番効果が期待できるのがこの邪気払いや浄化です。塩には除霊や厄除けの効果もあるので、知らず知らずに影響を受けているマイナスのエネルギーやネガティブなエネルギーを吸収してくれます。身を清めて身体も心も浄化するのには塩風呂はとても効果的です。
デトックス
邪気払いや浄化とも似ていますが、塩風呂にはデトックス効果があります。悪い気を排泄するのと同じで、発汗作用のある塩風呂に入ることで毛穴から老廃物を排泄する効果が高まります。体内に蓄積されている老廃物や毛穴に詰まった皮脂汚れなどを排泄してくれるので美肌効果やダイエット効果も期待できます。
血行促進や美肌
美容効果も高い塩風呂は、血行促進や美肌、冷えなどにも有効です。血行不良からくる肩こり、腰痛、むくみ解消にも効果があります。血行が良くなると冷え症予防もでき、安眠効果も期待できます。また、塩にはミネラルが豊富に含まれることから殺菌効果やお肌の代謝を促進する効果もあり、美肌効果がとても高いと言えます。
塩風呂の効果的な方法
次は塩風呂の効果的な方法をお伝えしていきます。最初にお風呂は掃除をしてキレイな状態で始めます。水周りは流れが滞っていると運気が滞るとされているので、デトックスや邪気払いをしたい時にはスムーズに流れる環境を整えてから始めていきましょう。塩風呂は発汗作用があるので入浴前に水分をとってから入るようにしましょう。
- お風呂にお湯を張る
高めの38〜40度くらいに設定しましょう。
- お風呂にお湯を張る
通常通り湯船にお湯を張ります。湯温の目安は体温よりも少し高めの38〜40度くらいに設定しましょう。
- 塩を浴槽に入れ混ぜて溶かす
お湯を張ったら、塩を入れます。入れる塩の目安は一つかみ(50グラム程度)ですが、特に決まりはないのでたくさんいれても大丈夫です。塩がお湯に溶けるようにしっかり混ぜます。
- しっかりと湯船に浸かり発汗・デトックスをする
その後は塩が溶けたお湯にゆっくり浸かってリラックスしてください。じんわり汗をかく程度の時間(最低でも10分〜20分程度)は浸かるように意識しましょう。
- 塩分を洗い流す
湯船から出たら、塩分を洗い流して老廃物や邪気を一緒に流すようにしましょう。
- 水分補給をする
最後に汗をかいた分、しっかり水分補給をしましょう。
- 繰り返し入浴もおすすめ
反復浴法と言って、湯船に10分浸かり、出て冷やし、また10分浸かるという流れを繰り返す方法も効果が高いのでおすすめです。塩風呂のタイミングは3日に1回程度が効果的ですが、満月と新月の夜は月の力も味方になりより効果を実感しやすいと言われているのでおすすめです。
塩風呂にプラスすると効果がアップするアイテム
塩風呂は塩を湯船に入れるだけなので簡単にできますが、塩と一緒に入れるとさらに効果アップが期待できるアイテムがあります。その時のコンディションによって使い分けてみるのも楽しいですね!
アロマオイル
リラクゼーション効果を高めたい時におすすめなのが「アロマオイル」です。香りの効果で癒しや安眠効果が高まります。心も身体も何だか疲れているなと感じる時や眠りが浅く、寝ても疲れが取れないと言う時にプラスしてあげるのが効果的です。アロマオイルはお湯に溶けにくいので、湯船に入れる前にあらかじめ塩と混ぜておくと溶けやすくなります。
日本酒やワイン
塩と同じように、日本酒やワインなどのアルコールには浄化作用や清める効果があります。さらに、温熱効果が高いので身体を冷えから守り温める血行促進作用も期待できます。肩こりや腰痛、美肌効果が高まるとされています。塩と一緒にコップ1杯程度をお湯に混ぜて入浴しましょう。
重曹
重曹は掃除の際に使用することもある汚れを落としてくれるアイテムです。塩風呂にプラスして入れると、デトックス効果が高まり、美肌効果や疲労回復効果が期待できます。さらに、重曹をカップ半分入れると炭酸風呂になってシュワシュワとしたお風呂を楽しめます。
塩風呂の注意点
お風呂に塩を入れるだけと言う簡単な塩風呂ですが、注意点がいくつかあります。これさえ気をつければ手軽に塩風呂を楽しめるのでお伝えしておきますね。
1.食卓塩は避けること
2.傷や皮膚トラブルがある時は避ける
3.お風呂の追い焚き、残り湯での洗濯はしない
この3つです。塩風呂に使用する塩はなるべく純度が高い死界の塩やヒマラヤ岩塩、身近なものでは赤穂の天塩や伯方の塩が効果的です。皮膚トラブルがある時ある時には沁みてしまう可能性があるので控えましょう。どうしても塩風呂に入りたいときには塩分濃度を薄くすれば大丈夫です。浴槽を傷めてしまうことがあるので、お風呂の追い焚きや塩風呂の残り湯を洗濯に使用するのもやめておきましょう。
まとめ
今回は「塩風呂の効果」についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?塩風呂は邪気を払いや身を清めるのはもちろん、美肌やダイエットなど様々なプラスの効果が期待できます。身近なもので手軽にでき、その上色々な効果があるのは嬉しいですね。冷え対策にも効果的なので、これから寒くなる季節には頻繁に浸かって血行促進していきましょう!
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