お守りというと誰でも一つではなく、複数持っている人が多いと思います。旅先の神社でお土産に買ったり交通安全や縁結びなどご利益によって違うお守りを持つこともあります。お守りは神様の分身と言われているのでたくさん持っていると喧嘩してしまうのではないかと思う人もいると思います。そこで今回はお守りを複数持っても大丈夫なのか?と言うことや正しいお守りの持ち方についてお伝えしていきます。
1.お守りを複数持っても良い?
お守りは基本的に複数持っていても問題はありません。神様の得意分野がありますし、神様と言われる存在なので他のお守りと一緒に持ったからといって喧嘩する位の心の狭い方ではありません。神社や神様によって金運アップ、交通安全、縁結びなど種類によって違うお守りを持っても良いのです。しかし、お守りの扱い方や身に付け方によってご利益や運気が変わってくるので注意するようにしましょう。
2.お守りの正しい持ち方
お守りは複数持っても大丈夫と言うことがわかりましたが、持ち方がとても大切です。次はお守りの正しい持ち方についてお伝えしていきます。
2-1.お守りの正しい持ち方①常に身に付ける
お守りは神様の分身と言われています。神様の力が宿っているので、常に身に付けて自分の近くに置いておくことが大切です。1番良いのはポケットの中や常に持ち歩いているカバン、お財布などに入れて肌身離さず持ち歩くのが効果的とされています。無くしてしまいそうで心配な場合や持ち歩けない場合には、家の中で自分の目線より高くなる位置や神棚に置くのがおすすめです。必ず置く場所をきれいにした状態で置くようにしましょう。
2-2.お守りの正しい持ち方②感謝の気持ちを持つ
次にお守りを持つときに大切なことは、毎日の感謝の気持ちを忘れないと言うことです。神様の存在は毎日安心して平和に暮らせるために常に見守ってくれています。何か聞いて欲しいお願い事がある時だけ「神様お願いします」と力を借りる人が多いと思います。しかし、お願い事をする時だけではなく、「今現在、普通に不自由なく暮らせていられるのは神様のおかげです」と言う感謝の気持ちを常に持つことが大切です。感謝の気持ちを忘れずに毎日を過ごしましょう。お守りを常に持ち歩くと言う事は常に感謝の気持ちを忘れずにいることになります。
2-3.お守りの正しい持ち方③ご利益と関係したところにつける
お守りの正しい持ち方として、ご利益に関係する場所に身に付けておくことがとても大切です。わかりやすいのが金運アップしたいときには金運アップのお守りを財布に入れておくことです。交通安全のお守りは車につけたり、合格祈願はカバンの中や筆箱に入れる、仕事運をアップしたい人はスーツのポケットに入れたり、デスクワークの人は机の上に置くなど常に見えるところに置いたり、肌身離さず存在を感じられるところににつけることが大切です。
3.お守りを複数持つ時の注意点
次にお守りを複数持つときに気をつけることをお伝えしていきます。お守りを複数持つ事で縁起が悪くなったり運気が低下してしまう事はありません。しかしその扱い方によっては神様を怒らせてしまうことにもなりかねないので気をつけましょう。
3-1.大切に丁寧に扱う
お守りは神様の分身と言われるとても神聖なものです。遠くの神社に行った時に記念としてお土産と同じような扱いをされることがあります。遠くの神社にいる神様にお参りに行ったと言うだけでお守りはお土産ではありません。神様として丁寧に扱い、肌身離さず持ち歩いて時間が経ちすぎてしまったものはしっかりと丁寧に納めるようにしましょう。遠方に旅行に行ったときに買ったお守りはそこの神社に納めに行くのが難しい場合もあると思います。その場合は感謝の気持ちを込めて近くの神社に納めても大丈夫です。納めに行けずにずっとしまいこんでしまうのが1番よくないので感謝の気持ちを込めて年末には必ず納めるようにしましょう。
3-2.しまい込んでおく
お守りやお札は神様の分身と言われる存在です。神様は明るく静かできれいな場所がとても好きなのです。1年の始まりである初詣でお守りを購入しても、そのまま引き出しの中に入れておくなど暗くて密閉された場所に置くのは神様に対して失礼に当たります。お守りを買っただけでご利益が得られると思い、忘れてしまっては何の意味もありません。感謝の気持ちを込めて持ち、常に持ち歩くようにしましょう。暗い場所にしまい込まず、明るくきれいな風通しの良いところに置くようにしましょう。
3-3. 1年に一回は新しいものに変える
同じ種類のお守りであっても1つのお守りが延々と効果を発揮するわけではありません。お守りは身に付ける人の邪気を吸い取って劣化していきます。お守りに期限があるわけではありませんが、1年経ちその効力を発揮し、邪気が溜まってきます。気に入っているお守りやよく行く神社のお守りなどは特に同じご利益のある同じお守りであったとしても1年に一回は感謝の気持ちを込めて納めに行き、新しい同じお守りを新調するようにしましょう。
4.同じ種類のお守りを複数持つ時は?
次に同じ種類のお守りを複数持つ場合に意識しておきたいことについてお伝えしていきます。例えば交通安全のお守りなどは自分で買う場合や家族が買ってくる場合もあります。イメージとしてはお守りを複数持つと言う事はそれだけ効果がアップするようなイメージがありますがそういうわけでは無いので気をつけましょう。
4-1.たくさん持ってれば大丈夫と言う気持ちではダメ
同じ種類のお守りでもたくさん持ってれば効果が強くなると言うわけではありません。自分で努力はせずにお守りをたくさん持っているから神様が叶えてくれるだろうと言う気持ちでは神様も願いを叶えたくなくなってしまいます。どんなにお守りをたくさん持って常に身に付けていたとしても自分の努力や意識も大切です。同じ種類のお守りをたくさん集めて効果を期待すると言うだけではなく、自分も努力をした上でお守りや神様にも頼ると言うことが大切です。
4-2.同じ種類のお守りなら身に付ける場所を変える
受験生や仕事運アップ、恋愛運アップなどのお守りは複数あればあるだけ効果があるような気がしてしまいます。複数あると、どれかは身に付けてどれかは家に置いておくと言うことになりやすいので、同じ種類のお守りでも常に持ち歩くことを意識しましょう。合格祈願のお守りが複数ある場合は1つはカバンの中に入れ、1つはカバンの外につけ、1つは筆箱の中に入れる、など常に神様の存在を身近に感じられるようにしておくことが大切です。交通安全のお守りであれば1つは運転席につけ1つは助手席につけ、一つはカバンや通学カバンにつけるようにしましょう。
5.まとめ
今回はお守りを複数持つ場合の注意点や、正しい持ち方についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?誰もが1つは持っているお守りですが、ご利益が欲しい場合は複数持ち歩くこともありますよね。その場合でも正しく身に付けて神様のご利益を感じるようにしましょう。しまい込んで忘れてしまっているお守りもあるかもしれないので、この機会にぜひ一度見直して古くなっているものは納めに行くようにしましょう。
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