動物占いは、12種類だったものが60種類まで広がり、さらに細かく人の本質を知ることができる占いに発展してきました。動物占いは、はるか昔から使われていたものを動物にたとえて、カラーでよみとくことでより人の本質に踏み込んだ占いです。占いに関心がある方は、これから出てくる用語について調べてみてくださいね。
動物占いに必要な要素とは?
動物占いの成り立ちをみて行く上で、欠かせないのが四柱推命です。日常生活の中で使われている言葉や、音読みや訓読みなどの音で記憶している場合があります。自然に使っている漢字もあるので、これからは少し注意深く公式の書類などを見るようにしてみてください。面白い発見があるかもしれませんよ。
動物占いに必要な要素となる『十干』『五行陰陽説』『十二支』について、ふれていきながら、60種類の動物占いのタイプを見ていきます。紀元前からあったものを組み合わせていき、生年月日でタイプを出していくので信頼度も高いのも納得できますよ。
十干・五行陰陽説とは?
十干は中国の(紀元前17世紀ごろ)に誕生した10種類の要素から成立したものです。10の要素を表現していてみんなが把握できるような言い方をしました。誰もがわかるやり方を発見して、使っていたものです。
仮説の一つで(紀元前5世紀ごろ)宇宙にある全てのものは5つの性質に値するという思想がうまれました。
全て『木・火・土・金・水』によって成り立つという五行説が生まれたのです。同じ時代に宇宙は全て、陰と陽の性質があることに気がついたのです。
陰陽説を陽を兄(え)、陰を弟(と)と表現したのです。そして誕生したのが五行陰陽説になります。さらにわかりやすくするために、十干に五行陰陽説が加わったのです。
十干 | 音読み | 五行陰陽《陰陽》 | 訓読み | カラー |
甲 | こう | 木の兄《陽(兄)》 | きのえ | イエロー |
乙 | おつ | 木の弟《陰(弟)》 | きのと | グリーン |
丙 | へい | 火の兄《陽(兄)》 | ひのえ | レッド |
丁 | てい | 火の弟《陰(弟)》 | ひのと | オレンジ |
戊 | ぼ | 土の兄《陽(兄)》 | つちのえ | ブラウン |
己 | き | 土の弟《陰(弟)》 | つちのと | ブラック |
庚 | こう | 金の兄《陽(兄)》 | かのえ | ゴールド |
辛 | しん | 金の弟《陰(弟)》 | かのと | シルバー |
壬 | じん | 水の兄《陽(兄)》 | みずのえ | ブルー |
癸 | き | 水の弟《陰(弟)》 | みずのと | パープル |
十二支とは?
紀元前中国から暦や方角を、表していた12の漢字を『十二支』と言います。十二支と干支と同じだと思ってしまいがちですが、全く違うものなので混合しないように注意をしてくださいね。
十二支 | 音読み | 訓読み |
子 | し | ね |
丑 | ちゅう | うし |
寅 | いん | とら |
卯 | ぼう | う |
辰 | しん | たつ |
巳 | し | み |
午 | ご | うま |
未 | び | ひつじ |
申 | しん | さる |
酉 | ゆう | とり |
戌 | じゅつ | いぬ |
亥 | がい | い |
十干十二支とは?
干支とは、十干と十二支の組み合わせのことを指します。10種類の十干に12の十二支を組み合わせていくと計60種類になります。これが、動物占いの60種類のカラータイプになっていくわけです。
色んな要素が合わさり、自分の生まれた日、生まれた年、生まれた時刻も人によって違うので、ふみこんで人の本質が読み解けるようになったのです。
番号 | 十干+十二支 | 音読み | 訓読み | 番号 | 十干+十二支 | 音読み | 訓読み |
1 | 甲子 | こうし | きのえね | 31 | 甲午 | こうご | きのえうま |
2 | 乙丑 | いっちゅう | きのとうし | 32 | 乙未 | いつび | きのとひつじ |
3 | 丙寅 | へいいん | ひのえとら | 33 | 丙申 | へいしん | ひのえさる |
4 | 丁卯 | ていぼう | ひのとう | 34 | 丁酉 | ていゆう | ひのととり |
5 | 戊辰 | ぼしん | つちのえたつ | 35 | 戊戌 | ぼじゅつ | つちのえいぬ |
6 | 己巳 | きし | つちのとみ | 36 | 己亥 | きがい | つちのとい |
7 | 庚午 | こうご | かのえうま | 37 | 庚子 | こうし | かのえね |
8 | 辛未 | しんび | かのとひつじ | 38 | 辛丑 | しんちゅう | かのとうし |
9 | 壬申 | じんしん | みずのえさる | 39 | 壬寅 | じんいん | みずのえとら |
10 | 癸酉 | きゆう | みずのととり | 40 | 癸卯 | きぼう | みずのとう |
11 | 甲戌 | こうじゅつ | きのえいぬ | 41 | 甲辰 | こうしん | きのえたつ |
12 | 乙亥 | いつがい | きのとい | 42 | 乙巳 | いつし | きのとみ |
13 | 丙子 | へいし | ひのえね | 43 | 丙午 | へいご | ひのえうま |
14 | 丁丑 | ていちゅう | ひのとうし | 44 | 丁未 | ていび | ひのとひつじ |
15 | 戊寅 | ぼいん | つちのえとら | 45 | 戊申 | ぼしん | つちのえさる |
16 | 己卯 | きぼう | つちのとう | 46 | 己酉 | きゆう | つちのととり |
17 | 庚辰 | こうしん | かのえたつ | 47 | 庚戌 | こうじゅつ | かのえいぬ |
18 | 辛巳 | しんし | かのとみ | 48 | 辛亥 | しんがい | かのとい |
19 | 壬午 | じんご | みずのえうま | 49 | 壬子 | じんし | みずのえね |
20 | 癸未 | きび | みずのとひつじ | 50 | 癸丑 | きちゅう | みずのとうし |
21 | 甲申 | こうしん | きのえさる | 51 | 甲寅 | こういん | きのえとら |
22 | 乙酉 | いつゆう | きのととり | 52 | 乙卯 | いつぼう | きのとう |
23 | 丙戌 | へいじゅつ | ひのえいぬ | 53 | 丙辰 | へいしん | ひのえたつ |
24 | 丁亥 | ていがい | ひのとい | 54 | 丁巳 | ていし | ひのとみ |
25 | 戊子 | ぼし | つちのえね | 55 | 戊午 | ぼご | つちのえうま |
26 | 己丑 | きちゅう | つちのとうし | 56 | 己未 | きび | つちのとひつじ |
27 | 庚寅 | こういん | かのえとら | 57 | 庚申 | こうしん | かのえさる |
28 | 辛卯 | しんぼう | かのとう | 58 | 辛酉 | しんゆう | かのととり |
29 | 壬辰 | じんしん | みずのえたつ | 59 | 壬戌 | じんじゅつ | みずのえいぬ |
30 | 癸巳 | きし | みずのとみ | 60 | 癸亥 | きがい | みずのとい |
まとめ
動物占いは、長い歴史の中で培われていた知識のものから、導き出しているので信憑性がたかいのです。自分は、どんなタイプなのかを知りたくなるのも当然のことといえます。自然界のものを想像してみても、仮説といえど凛にかなっている思想といえるのではないでしょうか?
陰と陽は一つの性格を表す場合でも、ポジティブな言い方かネガティブな言い方の違いだけで、性格そのものは一つです。そのように解釈すると、人の弱点さえも陰と陽の部分が合わさっているということがわかります。
見方を変えるだけで、ポジティブな方向にもネガティブな方向にも解釈することは簡単にできるのです。動物占いは、人のとらえ方を学ぶためには素晴らしいものです。
暦を12の言い方で表現していたことも、生き物で表現することで記憶に残りやすくなっているのではないでしょうか?長きに渡り残っているものは、人々の指針になっているからこそ受け継がれてきたということがわかるでしょう。
星の数ほど人の数はいるので、時には傷をつけられたりすることもあるでしょう。しかし、そのできごとだけに目をむけてしまうと、大切なことに目がいかなくなります。見方を変えるだけで人のとらえ方が、違ってくるのです。
苦手な人がいた場合も、苦しさが少し緩和されるのではないでしょうか?人とのコミュニケーションは、謙虚に軽やかにとっていきましょう。一番あなたがやるべきことは、自分の心を大切にしていくことです。
自分の心を大切にできて、はじめて謙虚に軽やかにミュニケーションを取ることで人との付き合い方に変化が出てくるのです。
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