地元の方からは”鵜戸さん”と呼ばれており、宮崎県に住んでいる方であれば、知らない人はいない「鵜戸神宮(うどじんぐう)」。
とはいえ「鵜戸神宮に行くといいことがあるの?」と気になる方もいるでしょう。
そこで当記事では、宮崎県にある鵜戸神宮について解説します!
- 開門時間・所在地・公式WEBサイト
- 参拝で期待できるご利益
- おすすめしたいスポット&イベント
- ぜひ鵜戸神宮に参拝してほしい方の特徴
これから鵜戸神宮に参拝される方、宮崎県南エリアを観光される方はぜひ参考にしてください。
まずは鵜戸神宮の基本情報を確認!開門時間・所在地・公式WEBサイト
鵜戸神社は、宮崎県日南市大字宮浦にある神社です。
開門時間は4月から9月までは朝6時から夜7時、10月~3月は朝7時〜夜6時です。
季節によって開門時間が異なるので、鵜戸神宮に参拝しに行きたい方は参拝前にチェックしてくださいね!
鵜戸神宮へのアクセス方法も気になりますよね。
鵜戸神宮の最寄り駅はJR日南線の伊比井駅で、最寄りから自動車でアクセスするには国道220号(ひむか神話街道)を経由することで到着します。
公共交通機関を利用する場合は、JR日南線で各駅停車に乗車し日南駅に行き、油津堀切峠トンネル・宮崎駅行きのバスに乗車し到着します。
国道220号線東側にあるのでアクセスしやすい場所にあり、さらに境内の東側には日向灘があり景観もすばらしいのでドライブすればストレス発散にも。
とはいえ、公共交通機関を利用する場合はバスの時刻表などを確認してから参拝しに行くことをおすすめします!
神社名称と読み方 | 鵜戸神宮(うどじんぐう) |
開門時間 | 6:00~18:00※上記の時間帯は季節や海の状況により変更になる可能性があるので、参拝前に必ず公式WEBサイトで最新情報を確認してください。 |
所在地 | 宮崎県日南市大字宮浦3232番地 |
公式WEBサイト | こちら |
気になる鵜戸神宮のご利益
鵜戸神宮には、縁結び・結婚運上昇・育児および安産守護・海上安全といったご利益があります。
主に恋愛運・家庭運・しし海にまつわる事柄に関して、良いご利益をもたらしてくれるんですね!
そんな鵜戸神宮には、「日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)」という神様が祀られています。
とても長いお名前で初めて知ったという方もいるでしょう。
こちらの神様は、下記のご利益・ご神徳のある彦火火出見尊(ひこほほでみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の子どもです。
神様のお名前 | ご利益 |
彦火火出見尊(父) | 縁結び、育児および安産守護、航海安全、畜産守護、農業・漁業守護、心願成就など |
豊玉姫命(母) | 子宝・安産・育児守護、農業・漁業守護、航海安全、縁結びなど |
豊玉姫命は、おとぎ話で言い伝えである竜宮城話に登場する乙姫だといわれています。
ある日、日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊の父にあたる彦火火出見尊が兄の釣り針を探しに海へもぐったところ、豊玉姫命と出会い結ばれました。
彦火火出見尊が竜宮を去ったあと、なんと豊玉姫命が鵜戸の土地へやってきて「子供を海の中で産むわけにいかない」といったのだとか。
つまり、日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊を身ごもり、子の父に当たる彦火火出見尊彦火火出見尊を追いかけてきたんですね!とてもロマンチック。
このような2柱のもとに生まれた子供なので、運命の相手と出会える縁結び効果や子宝運・安産・育児守護のご利益に期待できるんです!
また、上記のご利益から考えると、「欲しいもの・近づきたい相手がいるときの行動力」も増加させてくれるように感じますね。
鵜戸神宮の歴史や由緒
鵜戸神宮は、崇神天皇の時代に創建されたと言い伝えられています。
創建当時には寺院などがなく、光喜坊快久が初代別当となった際に初めて建立されました。
当時の鵜戸神宮の名称は「鵜戸山大権現吾平山仁王護国寺」だったと言われています。
明治時代の明治維新政策が行われた際に、現在に通じる「鵜戸神社」という名称に変更されました。
創建当時については、日本書紀に記載されているほどとても古い神社です。
本殿に行くまでには、歴史が感じられるスポットが点在しています。
次のおすすめスポットで詳しくご紹介するので、ぜひご覧ください♪
鵜戸神宮のおすすめスポット
当項目では、鵜戸神宮でおすすめのスポットやイベントなどをご紹介します!
鵜戸神宮には見どころがたくさんあるので、本殿で参拝するだけではなくぜひおすすめスポットなどもチェックしてみてくださいね。
恋愛運アップが期待できるスポットもありますよ!
①願いが叶う「亀石」
鵜戸神宮本殿手前、海水面が美しく見えるところに「霊石亀石」があります。
亀石は、豊玉姫命が子供を出産する際に乗ってきたと言い伝えられる亀なんだとか。
まさに竜宮伝説を感じさせるポイントです。
こちらの亀石では、女性は右手・男性は左手で亀石背中付近にある窪みへ”運玉”を投げ入れることができると心願成就のご利益があるといわれています。
願いを込めてチャレンジしてみましょう!
②シャンシャン馬道中唄全国大会
鵜戸神宮では、1年に1回シャンシャン馬道中唄全国大会が開催されています。
シャンシャン馬道中は、大正初期くらいまで行われていたもので、当時の新婚夫婦たちが鵜戸神宮へお参りする習わしです。
整っていない道を進み、その後1泊し、晴れ着衣装に身を包んだ花嫁を乗せた馬車を花婿がひいたのだとか。
結婚生活においてどのような困難があっても男性が引っ張っていく…という覚悟が感じられますね。
そのような姿を歌っているのが「シャンシャン馬道中」です。
シャンシャン馬道中の歌詞の出だしは「鵜戸さん参りは〜♪」と始まります。
当時の鵜戸神宮の様子が浮かんでくるので、ぜひシャンシャン馬道中も聴いてみてくださいね。
参加表明すると舞台に上がることも可能なので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
<詳細情報>
運営元 | シャンシャン馬道中唄全国大会事務局 |
運営元所在地 | 南市材木町1-13 日南市観光案内所内 |
※新型コロナウイルス感染症によって2021年は開催中止となっています。
③日向灘を一望できる!千鳥橋
鵜戸神宮本殿へつながる参道の途中に、日向灘を望みながら歩ける千鳥橋があります。
歴史を感じる朱色で塗られた橋で、天候の良い日には素敵な写真が撮れることも。
潮風を感じながら、ぜひ記念撮影してみて。
④出産を控えている方や育児中の方におすすめ!お乳岩
鵜戸神宮の本殿裏あたりの洞窟には、ご祭神の日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)の母に当たる豊玉姫命が育児中に行ったと言い伝えられる「お乳岩(おちちいわ)」があります。
豊玉姫命が育児のために、なんと乳房を洞窟(神窟)にくっつけていったのだとか。
そのため、今でもなお岩からは絶え間なく水がしたたり落ちています。
水=母乳を表し、どのような状況でも子供が健康にすくすくと育ってくれることを願っていることがわかりますね。
上記の理由から、育児している方、さらに無事に新しい命が誕生するご加護もあるといわれています。
お乳岩は洞窟内にあり、外気が高くとも肌寒く感じることがあるので1枚羽織れるアウターやタオル・ブランケットを持っていくといいでしょう。
鵜戸神宮をおすすめしたい人
「鵜戸神宮は行くべきなの?」
「気になるけど参拝した方がいいの?」
このように感じている方は、下記のチェックリストを確認してみてください。
- 恋愛運・子宝運(安産・育児)・海にかかわる運勢をよくしたい
- 素敵な人と出会いたい!
- 自分にあった仕事に就きたい・就職活動をうまくいかせたい
- いつまでも夫婦仲睦まじく一緒にいたい
- これから先に宮崎県南地方に行く予定がある
- なんとなく鵜戸神宮が気になる
- 鵜戸神宮へ行ったことはないのに知っている気がする
- 浦島太郎や乙姫など竜宮伝説が好き・もしくは小さいころに好きだった
もしも1つでもあてはまるチェックがあれば、鵜戸神宮の神様たちが「参拝しにおいで~」とあなたのことを読んでいる証拠かも!?
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