歴史の教科書に必ずといっていいほど登場する『平安神宮(へいあんじんぐう)』。
詳しくは知らないけど「名前だけは知ってる!」という方も多いのでは?
今回は、日本の神社で知名度が高い『平安神宮』についてご紹介!
平安神宮のご利益・お祀りされている神様のほか、参拝前に確認しておきたい開門時間や駐車場・公式Twitterなどをお伝えします。
手に入れたいお守りや境内の見どころスポットも掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください♪
平安神宮のご利益&お祀りされている神様
【ご利益全般】
平安神宮には、開運招福・厄除け・縁結び・恋愛成就にご利益があります!
厄除けで悪いご縁や運気をそぎ落とし、良い恋愛・仕事…などのご縁と結んでくださるのです。
そのため、恋愛運をあげたい方のほか、「運気を全体的に変えたい!」とか「今の人生から脱出したい」という人生逆転を狙っている方にもおすすめです。
【お祀りされている神様】
平安神宮には、『桓武(かんむ)天皇』と『孝明(こうめい)天皇』がお祀りされています。
2柱は、ご存命の際に”国家・国民の繁栄・発展に尽くした”ことに共通した神様です。
桓武天皇は、律令(奈良時代・平安時代の法律)を改良して国民が”暮らしやすい”基盤を整え、さらに学問を普及させました。
国民の暮らし・精神性を整えることで、政治をも軌道に乗せ、海外交易もさかんに行なった先進的な考えを持つ天皇でもありました。
孝明天皇は、天皇が在位した時代は苦難が多かったのですが、「自分にできることを」と後に繁栄する明治時代の基盤を作られました。
いわば、現代の日本の基盤を作られた天皇ともいえます。
上記2柱がお祀りされているため、苦難を強いられている方でも一筋の光がみえるような”縁結び”にご利益があります。
その喜びや幸福は一度で終わるものではなく、祈願者本人が”努力し続けたり、願いを成就しようと行動し続けたりする”ことで半永久的なご利益を発揮してくれるのだとか。
「自分ではどうしようもない悪い状況を改善したい」
「もっと頑張りるために結果がほしい」
このような願いをお持ちの方、さらには素敵な恋愛相手・隣人・仕事・衣食住…などに出会いたい方は、桓武天皇と孝明天皇に内なる願いを伝えてみてはいかがでしょうか!
平安神宮の由緒・開門時間・所在地・駐車場・公式WEB情報!
平安神宮は、京都府京都市にある神社です。
1895年3月15日に平安京遷都1100年を迎えて建てられました。
また、建立当時は平安京を遷都した”桓武天皇のみを主祭神”としてお祀りしていました。
平安神宮へは、公共交通機関・自動車などでアクセス可能です。
〇公共交通機関で行く場合
平安神宮の最寄り駅は、下記です。
- 京阪鴨東線「三条」駅および「神宮丸太町」駅から徒歩15分ほど
- 地下鉄東西線「東山」駅1番出口から徒歩10分ほど
そのほか京都駅、河原町駅などからは、バスで平安神宮へアクセス可能です。
- JR「京都」駅下車~洛バス100号か110号系統・市バス5系統に乗車~「岡崎公園美術館・平安神宮前」で下車~バス停から徒歩5分程度で到着
- 祇園・清水寺方面から市バス201系統・206系統~「東山二条・岡崎公園口」下車~バス停から徒歩5分程度で到着
- 阪急「河原町」駅下車~市バス5・46・32系統のいづれかの「岡崎公園美術館・平安神宮前」もしくは「岡崎公園ロームシアター京都・みやこめっせ前」で下車~バス停から5分程度で到着
〇自動車で行く場合
自家用車で平安神宮へ向かう場合は、まず名神高速道路の「京都東IC」におります。
次に、三条通りを進み、神宮道交差点にあたったら右折(北側)すると到着です。
平安神宮の近くになってくると、平安神宮の看板が見えてきます。
<平安神宮・駐車場情報>
平安神宮には、参拝者用の駐車場はもうけられていません。
そのため、自動車は平安神宮近隣にある一般駐車用(有料)を利用することになりますが、イベントや季節によっては満車で停められないこともあります。
⇒平安神宮近隣の駐車場(一部例)
- みやこめっせ 京都市勧業館
- 京都市営岡崎公園
神社名称と読み方 | 平安神宮(へいあんじんぐう) |
開門時間 | 6:00~17:00
※季節に応じて異なることもあるので、参拝前に公式WEBサイトや公式SNSで最新情報を確認してください。 |
所在地 | 京都府京都市左京区岡崎西天王町97 |
公式WEBサイト | こちら
公式Twitterはこちら |
平安神宮で手に入るお守り情報
平安神宮では、他の神社では手に入らない独自のお守りが手に入ります。
例えば…
- しあわせの桜守…桜の花の形をしたピンク色のお守りで、幸福・美容運がアップします。
- 交通安全守…持ち運べるタイプ、シールタイプ、吸盤タイプなど様々な形があり、ライフスタイルに合わせて選べます。
- 幸運守…小さな金色の札がついており、幸運を引き寄せてくれます。
- 縁結守…ミニお札型で赤×ピンク・青×緑の色味から選べて、恋愛運のほか修飾運などあらゆる縁結びにご利益があります。
- 厄除け守…小さな桃がお守りになっていて、開運招福と厄除けのご利益があります。
- 愛護守…ペットのお守りで、肉球がプリントされています。
この他に、安産祈願守や京都を護っているといわれる四神(蒼龍・白虎・朱雀・玄武)が描かれた御朱印帳も授与されています。
平安神宮の見どころ【2022最新情報】
平安神宮は、敷地面積20,000坪(東京ドーム1個分)の広さがある神社です。
広くて歴史があるからこそ、祈願参拝だけでなく”平安神宮でしか見られない見どころ”にも注目してほしいところ。
ということで、見逃せない平安神宮のおすすめ見どころスポットをご紹介します!
①日本庭園『平安神宮神苑』
平安神宮には、「神苑(しんえん)」と呼ばれる日本庭園があります。
自然あふれる神苑には、イチモンジタナゴなど希少な魚類やタナゴのほか、しじみなどが生きていることがわかっています。
また、オオタカやフクロウ、カモ、カワセミなども見られ、野鳥観察の場としても人気があります。
様々な生物の”家”となりつつある平安神宮神苑は、一部から「ミニ琵琶湖」と呼ばれているのだとか。
平安神宮は”水も空気もきれいで神聖な場所”であると生物たちが教えてくれているようです。
②日本一大きい『大鳥居』
大鳥居は、平安神宮境内手前(応天門から300mほど)にある日本一大きな鳥居です。
高さは24m×幅は18mというかなり大きな鳥居で、車道を覆う形で立っています。
そのため、自動車で平安神宮に向かう方はそのまま大鳥居をくぐることになるので、神社敷地につく前に意識しておきたいですね!
③明治時代に建立『大極殿(だいごくでん)』
平安神宮は、平安京遷都1100年を記念して建立されたとお伝えしました。
その際に建てられたのが「大極殿(だいごくでん)」です。
大極殿は、過去に存在していた平安京に似せられているため、古人たちが喜怒哀楽を感じていた際に見ていた風景に触れられます。
また、大極殿の左右には「白虎楼(びゃっころう)」と「蒼龍楼(そうりゅうろう)」があります。
これらは飛鳥・奈良・平安時代の正庁・正殿(のちの八省院)で、白虎・蒼龍・朱雀・玄武という四神を模倣したものです。
大極殿には白虎・蒼龍のみ建立されていますが、本来はこれらに加えて朱雀・玄武もあったのです。
神々を信じていた人々の気持ち・信仰心が学べます。
④春は境内の桜・秋は紅葉が見どころ
平安神宮の敷地内には、いたるところに桜の木やあらゆる木々が植えられています。
そして毎年美しい花を咲かせ、青々しい葉っぱのほか秋めく紅葉もみせてくれます。
そのため、平安神宮には参拝者のほか、花見や紅葉を楽しみにしている方も訪れているんです!
春にはかわいらしく咲く花とその香りを楽しみ、秋にはブルブルと震える肌寒さのなかに暖かい色味で心を温めてくれる紅葉が楽しめます。
美しい朱色の建築物と桜や紅葉の色めき具合が共鳴し、記念すべき写真も撮影できますよ!
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