愛媛県のみならず日本全国で名高い「大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)」。

愛媛県の大山祇神社は総本社で、強力な3つの山をご神体とし山・海・戦・酒の神と呼ばれる「大山積神(おおやまつみのかみ)」が祀られています。

だからこそ、県内ではトップクラスのパワースポットなんです!

当記事では、愛媛県の大山祇神社が気になっている方向けに、大山祇神社のご利益やご祭神・歴史・手に入れてほしいお守り情報やおすすめスポットをご紹介します。

ぜひ参拝の参考にしてください。

大山祇神社のご利益&お祀りされている神様

愛媛県にある大山祇神社は、日本全国で見かける大山祇神社や山祇神社の総本社です。

古くから格式高くご利益のある神様として、多くの人々から愛されてきました。

大山祇神社には、山・海・戦・酒の4つの神が祀られています。

主祭神は「大山積神(おおやまつみのかみ)」であり、他にも大山積神の娘である「木花開耶姫命(このはなさくやひめ)」などもお祀りされています。

大山祇神社の具体的なご利益です。↓

  • 恋愛成就
  • 美貌成就
  • 安産成就
  • 長寿健康
  • 病気治癒
  • 勝負運上昇
  • 戦勝祈願
  • 林業&漁業&農業などのあらゆる事業の成功
  • その他の心願成就

つまり、恋愛運・健康運・勝負運・安産運・仕事運(金運)・家内安全&和合など、あらゆるお願いを叶えてくださるのです。

木花開耶姫命などの女性の神様がおられることで、恋愛や美貌、安産成就が叶うのですね。

特に大山祇神社は、”3年連続で同じ願いを伝えに行くとその願いはやがて叶う”と言い伝えられています。

※実際に3年連続で同じ願い事をした方たちが体験したのだそう。

願いがあっても3年連続で同じ願いを持ち続け、努力し続けたことで大山積神が背中を押してくださったのです。

なぜ”3年”かといいますと、次でお話ししますが大山祇神社は3つの山をご神体としているからです。

すべての山々に願いが通づることで、その願いの強さがはかられるのかもしれません。

大山祇神社の読み方・由緒・開門時間・所在地・駐車場・公式WEB情報!

大山祇神社は「おおやまづみじんじゃ」と読みます。

なぜなら『大山積神(おおやまづみのかみ)』がお祀りされてるからです。

『続日本紀』によると、766年頃に大山積神を神として認められたと記載があり、これを機に大山祇神社が建立されました。

建立されたのは、鷲ヶ頭山・安神山・小見山の3つの山をご神体とするために3つの山が一望できる場所です。

また、大山祇神社の面白く他の神社と違う点といえば、”本殿の御扉が内向き”なこと。

なぜかというと、ご神体(神様)に向けてドアを開けるように・神々に背を向けて失礼のないようにと考えていたと解釈できます。

現代でもなんとなく「神様に足は向けられない」なんて考えている方もいるのでは?

神社名称と読み方大山祇神社 (おおやまづみじんじゃ)
開門時間5:30~17:00※季節に応じて異なることもあるので、参拝前に公式WEBサイトや公式SNSで最新情報を確認してください。※授与所および宝物館は営業時間が異なるので要注意。
駐車場情報境内および近隣施設にあり無料で利用可能(13台のみ)
所在地愛媛県今治市大三島町宮浦3327
アクセス(最寄り)◇電車で向かう場合JR四国の今治駅、福山駅、尾道駅
◇自動車で向かう場合しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の大三島ICから7kmほど
◇船で向かう場合森港もしくは宗方港
公式WEBサイトこちら

大山祇神社で手に入るお守り情報

大山祇神社で参拝するなら、ぜひご利益抜群のお守りを手に入れてみては?

愛媛県のなかでもトップレベルのパワースポットこと大山祇神社なので、3年連続で大山祇神社を参拝できない方でも強く思う願いが叶います。

①運命の相手に出会いたいなら「えんむすび」のお守り

ほかのお守りに比べると少し小さめでピンク色の布地で作られた「えんむすび」。

こちらは、その名の通りあらゆる良縁を結んでくださるお守りです。

運命の相手に出会いたい、結婚相手に巡り合いたいなど恋愛に関する縁結びのほか、職場・人間関係・気持ち・運気なども引き寄せられます。

「特に願い事はないけど平穏に素敵な毎日を送りたい」という方にもおすすめのお守りです。

②ガンやあらゆる病気と災いに「除災招福」のお守り

ご祭神の項目にてお伝えしましたが、大山祇神社には主祭神の大山積神以外にその娘である「木花開耶姫命」のほ磐長姫命(いわながひめのみこと)がお祀りされています。

こちらの2柱は、火事のなかでも子供を生み出したり、がっちりとした体つきで健康を全うしたことから、特に健康運・安産運などにも強力なご利益があります。

女性の神ということで、女性特有の病気(子宮系)や足腰にまつわる病気にご利益があるといわれ始めています。

とはいえ、もちろん男性の願いも聞き入れてくださるので体で気になるところがあれば、参拝をおすすめします。

※もちろんその後はお医者様に見てもらうと安心です。

大山祇神社の見どころ!パワースポットも【2023最新情報】

①病が気になるなら摂社に参拝を

境内には、医療・薬学の神様と言い伝えられる「少彦名命(すくなひこのみこと)」が祀られている八坂神社(白)があります。

あらゆる病に働きかけてくださいます。

2023年現在までは、これまで猛威をふるっていた新型コロナウイルスに罹患しないようにと願うため参拝する方が増えたようです。

「病は気から」なんていいますが、自分の「気」だけではどうしようもならないときこそ神様に元気なパワーをいただくのをおすすめします。

神社といいますが、とても小さな祠でできているので見逃さないように気を付けて。

②「生樹の御門」長生きパワースポット

境内には、長生きできる体にうまれかわれるという「生樹の御門」があります。

自然と木々の下部に空洞ができており、ここをくぐることで長生きできるのだとか。

なぜなら、生樹の御門を形作るクスノキは樹齢3000年以上もあるからです。

日本はこれまでに様々な災難に出くわしても戦い、そして生き抜いてきました。

こちらのクスノキも同じで、長生きしてきたパワーの一部を頂戴できるのです。

1mちょっとくらいの高さしかありませんが、1回くぐれば長生きできるならぜひくぐってみては!?

長生きしていれば悲しいこともありますが、それ以上に楽しく幸せな場面にも出会えます。

③国宝の武具が見られる「宝物館(国宝館)」

宝物館には、日本全国で国の重要文化財と認められた武具が保存されています。

平安時代・鎌倉時代・戦国時代において実際に利用された鎧(よろい)のほか鏡、着物、刀などが間近に見られるので人気スポットです。

歴史好きの方だけでなく、興味のない方でも輝かしい金色の鎧は心を打つはず。

所在地大山祇神社の境内
宝物館の開館時間9:00~16:30※最終入館は午後3時