当記事では、大分県大分市にある「大分縣護国神社(おおいたけんごこくじんじゃ)」について解説します。
大分縣護国神社というと、過去に起きた戦争の英雄たちを弔う場所だと認識している方も多いのでは?
その通りではありますが、大分縣護国神社には開運厄除・商売繁昌・交通安全などのご利益もあります。
- 大分縣護国神社の参拝時間・アクセス・駐車場・開門時間などの基本情報
- 叶えてくれるご利益について
- 歴史や由緒
- 境内のおすすめスポットやイベント
今回は主に上記情報を中心にお伝えしていくので、これから大分縣護国神社を参拝する方やなんとなく気になっている方はぜひご覧ください。
大分縣護國神社の参拝時間・アクセス・駐車場・開門時間などをチェック
大分縣護国神社は大分県大分市牧にあり、最寄り駅はJR日豊本線の高城駅です。
参拝時間は6:00〜18:00で、年中無休で参拝できます。
アクセス方法を徒歩・タクシー・自動車で行く場合にわけてご紹介します。↓
※距離的に高城駅ほか駅から大分縣護国神社に向かうバスは出ていないので、徒歩・自動車のいづれかで向かってください。
〇徒歩で行く場合
高城駅から大分縣護国神社には、歩いて25分くらいで到着できます。
まずは高城駅南口を出て南西に向かって歩きましょう。
〇タクシーで行く場合
タクシーなら高城駅から大分縣護国神社へ最短5分ほどで到着します。
最寄り駅のJR高城駅からタクシーに乗り、護国神社に向かいましょう。
〇自動車で行く場合
米良ICから20分程度で到着します。
米良IC〜米良バイパス経由で到着しますが、下郡から向かう場合は神社手前でUターンする必要があるので注意しましょう。
駐車場は2つ(150台分)あり、広々と利用できます。
しかし、第2駐車場は急斜面上方にあり、本殿へ向かう際に急斜面を歩かなければいけないため足腰が弱い方は第1駐車場を利用してください。
神社名称と読み方 | 大分縣護国神社(おおいたけんごこくじんじゃ) |
開門時間(参拝時間) | 6:00~18:00
※上記時間帯は季節や情勢によって異なることがあるので、参拝前に必ず確認してください。 |
住所 | 大分県大分市牧1371 |
公式WEBサイト | こちら |
大分縣護國神社のご利益
大分縣護国神社は、主に開運厄除・商売繁盛・交通安全のご利益がある神社です。
なぜなら、こちらの神社には大分県に縁がある英霊(44,000柱)が祀られているからです。
主に戦争などにより亡くなられた方々ですが、その人生観に基づき、悪いものを追い払い良いものを引き寄せるご利益があるといわれています。
また、なかには商売人もいたため商売繁盛、戦路への往復での無事を祈っていたことから交通安全のご利益もあります。
大分縣護國神社の歴史や由緒
大分縣護国神社は、明治8年10月18日に招魂社という名称で創建されたのが始まりです。
当時祀られていたのは、佐賀の乱や明治維新の混乱時に亡くなった英雄たちでした。
その後…明治9・10年の熊本神風連の乱・西南戦争で殉職した方々や日清戦争・日露戦争・シベリヤ出兵・欧州の戦い満州事変や日中戦争・大東亜戦争など、戦いに参加した方々も同じように英霊として祀られました。
明治14年になると「大分縣護国神社」と現在と同じ名称に変更され、明治18年になると拝殿が増築、その後改築や拡張整備が行なわれました。
それらの増築などにより、現在の大分縣護国神社と同じ境内が誕生したのです。
歴史ある神社であり、そしてそれぞれの時代に活躍した人々を受け入れ称えている場所といえます。
大分縣護國神社の注目スポット&イベント
当項目では、大分縣護国神社を参拝するなら立ち寄ってほしいスポット・イベントをご紹介します。
大分縣護国神社はただ参拝するだけじゃもったいない最強パワースポットなので、境内のパワーをたっぷり吸収して全身全霊で運気上昇しましょう!
①開運太鼓をならせば開運に♪
境内には、鳴らすと開運を呼び寄せる”開運太鼓(かいうんたいこ)”があります。
太鼓をならすバチは用意されていないので、願いを込めたご自身の手で叩きましょう。
古くから「音」は厄除けと開運招福の大切なものとして扱われてきました。
自ら願いを込めた音をならし、素敵な未来を引き寄せましょう!
②御朱印は時期によってデザインが変わる!?
大分縣護国神社の御朱印は、時期によって多少デザインが変わることも。
シンプルに文字だけの御朱印もあれば、大分縣護国神社で元気よく咲いている梅の花の絵柄がつくケースもあります。
御朱印は授与所で手に入るので、ぜひ立ち寄ってみてください。
③豊後梅を見る梅まつりは必見!
境内には、大分県の県花である豊後(ぶんご)梅が200本ほど植えられています。
そのため、2月下旬〜3月初旬ごろになると可愛らしいピンク色の花が見れるのが注目ポイント!
大分縣護国神社では、梅の花にちなんで毎年3月の第1日曜日に”豊後梅まつり”を開催しています。
軽食やドリンクが販売される屋台や催しものが行なわれ、老若男女問わず楽しめるイベントです。
※2022年は新型コロナウイルス感染症の流行により中止しました。2023年以降の豊後梅まつりの開催については、各々に公式WEBサイトを確認してください。
④梅の後は桜のお花見が楽しめる!
境内のいたるところで花を咲かせる桜の花も見どころのひとつ。
見どころは3月下旬から4月中旬までで、八重桜とソメイヨシノが美しい花を見せてくれます。
梅のお花見をした後でも、何度でも訪れたくなる神社です。
⑤日本イチのデカさ!日本一の大熊手と大破魔矢は必見
大分縣護国神社には、国内の他の神社にはない大きさの大熊手(おおくまで)と大破魔矢(おおはまや)があります。
熊手とは農具の一種ですが、日頃の感謝を神様に伝えるための縁起物です。
主に酉の市などで見かけることが多いですが、大分縣護国神社のご利益でもある”商売繁盛”により大きな熊手オブジェが展示されているのだとか。
大熊手オブジェには七福神の幸福なお姿や「招福」「家内安全」「商売繁昌」といった文字が書かれており、見るだけでも幸運パワーを感じます!
また、破魔矢とは悪いものを追っ払う厄除けの縁起物です。
こちらも大分縣護国神社のご利益にちなんだもので、一般的な厄落としはもちろん悪縁・腐れ縁のほか自分を苦しめているものとさよならできます。
境内の門すぐそばにあるので、ぜひご覧ください。
大分縣護國神社をおすすめしたい人
当項目では、大分縣護国神社にぜひ参拝してほしい方の特徴をご紹介します!
- 交通安全・商売繁昌・開運厄除のいづれかのご利益を受けたい
- 悪いことが続いているので開運を望んでいる
- 大分県に住んでいる
- 大分県あたりに観光・旅行する予定がある
- 明治時代以降の日本史に興味がある
- オブジェなどの美術品が好き
上記のほかにも「なんとなく大分縣護国神社が気になる」方も参拝してみましょう!
何か新しい発見に出会えるかも!?
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